ソーシャルメディアの怖さを感じました。
キューバでは2年半くらい前(だったか。私が日本に帰ってから)に、3Gが使えるようになり、スマホがあればどこでもインターネットにアクセスできるようになり、多くのキューバ人がフェイスブックをするようになりました。それはまでは、Wifiのカードを買い、公園などのWifiスポットに行ってインターネットに接続をしていました。
3Gで使えると言っても、決して安いわけではありません。いくらだっけか…覚えてないのですが、安くないんです。
それでも今までインターネットをやらなかった人がたくさんFacebookデビューをしました。それまでにWifiスポットでインターネットを使っていた人はよりFacebookをするようになりました。
今までそういったものが出来なかったから、憧れとかも強いのだと思うのですが、それは、すごい勢いでしたし、「見て!見て!」感もすごかった。Facebookがカッコイイものと言う感じもあったのかもしれません。
ダニエラもFacebookをすごくやっていました。
私は、スマホのFacebookがどのくらいのデータ量を使うのかを自分のアイフォンで測ったりもしてみました。
これは良くない。と感じました。
「Facebookをしなくても生きていける。だけど、食べ物を買えないと生きていけない」はず。
私自身がFacebookを結構使っておきながら、彼女に「するな」「減らせ」とは言えない。その少し前位からFacebookなどのSNSに疲れてきていたので、Facebookから距離を置きました。
時々ダニエラの投稿を見てはいましたが、良さげな事、理想的な思想、妙な正義感、のようなものを感じ、ましてやスペイン語なのでほとんど読まなくなりました。
コロナが起きてキューバはとても大変だったと思う。
今年からはキューバ政府の方針で物価も上がったとニュースで見ました。
ルイシートと話した時に、物価の上昇や食品の不足の事を聞いていました。
ダニエラの事は気にはなっていたものの、私に出来る事もなく、人を助ける事の難しさ、人を助けられると思ってしまっていた自分の愚かさや傲慢さを考えたりする日々でした。
そんな矢先に、ダニエラがデモで逮捕されたと知りました。
この1週間、朝起きるとダニエラの事を考えて数時間が経ってしまうような日々でした。
デモでの逮捕に関わる投稿を色々調べ、探し、たどっていく事で、ダニエラの状況が見つかりました。ある刑務所から別の刑務所に移送されていました。
私の情報収集能力は、結構高いんです。
どういうニュースを、どういう人たちがどう発信しているか。
何がどうしてこうなったのか(だろうか)。
誰がどういう(どっちの)立場だとか、慎重に。
私の友人、知人たちの投稿をチェックして回ると、キューバ革命から続くアメリカとキューバの対立図でした。
キューバ政府支持の人はほとんど何も投稿していないと思います。
キューバを離れたキューバ人の友人の多くがSOSCubaを発信したり、それぞれの場所でデモをしてそれを発信していました。
そもそも、Facebookはアメリカのプラットフォームですし、そういったものの利用は彼らの方が得意だと思います。