近所のゆかさんから連絡があった。
「お久しぶり。ネーラが息絶えそう。よく生きた。今日明日が山かも。」


2年前に近所のお婆さんこの町を出て行った。たくさんの猫たちが、餌をもらえなくなった。
お婆さんが出て行く2年前に、お爺さんが亡くなった。
ネーラはそのお爺さんが可愛がっていた黒猫で、お婆さんは、出て行く時にその猫のことを気にかけてた。
病院に連れて行くと、避妊手術の処理がかなり昔の方法だったようで、かなりの歳をとった猫だったようだった。
私とゆかさんが、この町の猫たちのことと向き合うことになったの。その記録は別のサイトにおいて残してる。その夏、総勢40匹以上の猫たちと向き合い、わたしたちでケア出来るのは、数匹。そのうちの一匹がネーラで、私は4匹の猫と今も暮らしてる。
私の家でも一時ネーラの面倒を見ようとしたけど、リラと相性が悪く、ゆかさんにお願いした子。
私たちが見るようになった時には、すでにもう老猫で、長くないだろうねって言ったけど、あれから2年。この子は結局、お爺さんに愛され、お婆さんに気にかけられ、ゆかさんと、子供達に愛され、幸せだったのかもなと思った。
うちにいるりらも、いつか、こうやって旅立つ日が来るんだな・・・って考えたりした。
猫が可哀想とかで助けるとかじゃなくて、そういう出会い、巡り合わせだった。だからね、そういう経験をもらった。
そんなことを考えたり、知ったりする、経験をした。
今もしてる。