ここんところ、引きこもって、うっかり、ワンピースを見てるんです。
私はあまりワンピースの魅力が解らなかったのでハマれなかったの。
この漫画の魅力を仲間とか、友情とかってよく言うけど、なんかイマイチぐっと来なかった。でも、やっとハマりだして、昨晩453話まで行った。ルフィの兄ちゃん、エースが死んじゃうんです。
それで、やっと、この漫画のテーマとか、魅力が解った。気がする。
最期にエースが
「俺は生まれて来ても、良かったのかな・・・」
ルフィの兄ちゃん、エースはルフィとは血が繋がってないの。
エースのお父さんは、海賊王で処刑されたロジャース。色々な事情からエースはロジャースの子供という事は隠して生きるんだけど、世間では悪人として人々に言われ、その血を引く自分が生まれて来たことに罪悪感を持ち続けていたみたい。
彼は、シロヒゲというレジェンドの様な海賊の海賊団に入るんだけど、シロヒゲは自分の所の海賊を「息子」というの。そして、深い強い愛で彼らを愛す。そして、彼らもシロヒゲを「オヤジ」と言って、本当の父親のように彼を慕い、敬愛する。
よく考えてみると、この漫画に出てくるメインキャラクターの殆どが、本当の親と別離をしているの。その痛みや悲しみが、強さになり、時として弱さになり、それぞれのキャラクターをより魅力的にする。
「自分が生まれてきた事」を「生まれて来て良かったのか」
こういう不安。こういう疑問。を、自分の中に抱えている人って少なくないと思う。
私もその事では長い年月悩み続けた。
親がいても、本当の親からの愛や肯定感、信頼が欠如してしまう。自分が生まれてきたという事に肯定感が持てない。その不安の中で、自分を探すように彷徨う。
その彷徨いの旅路で、色々な人に出会う。
欠如した、心の中の何かを埋めるように、何かを求める。それが欠如しているから、しっかり立てない。自分を信じられない。心の中の「安心」を探す。自分が生まれてきた事が間違ってなかったと感じさせてくれる人を探してた。
そして、そこに、理想の父親を重ねていた事もあった。
強くて、自分より大きくて(人として)、私を否定せず、肯定的に受け入れてくれる人。
そういう人との、ひとつひとつの関わりや時間が、私の心を少しずつ埋めて行ってくれた。
不安を抱えた私は「次に進む」事が出来た。
次に進むたびに、色々な経験をして、少しずつ強くなっていった。
そうやって、少しずつ、自分を信じる事が出来るようになった。
今は、自分が生まれて来た事を肯定的に思っている。生まれてきた事、命を与えてもらえてことに感謝をしている。
そうして、人の為に役に立たなくてはいけない、自分勝手は良くない、生きている理由を探す、そういう呪縛もなくなった。
今与えられた命と人生を生きる事が自分にとって大事で、自分らしく、自分と問いながら、対話しながら生きていればいいと思えるようになった。
前世に意味を探したり、お役目とか、生まれた意味を探している人たち。
ワンピースが好きな人には説明は要らないと思うけど、あまり知らない人には説明してあげたいけど、人間模様や人生が色々絡んでるから簡単には説明が出来ない。